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『話し上手、聞き上手』

 法座の車中で、斎藤 孝著の「話し上手、聞き上手」を読む。オープン・マインドなら4480687556 ぬ、オープン・ボディー。そうですよね。からだで聴き、からだで伝えていくのですから。内面を深めるためのワークではなく、実践的な人間関係を構築するために役立つ、数々のコミュニケーションのワザ(技)を体得するための、ユニークで、実践的なワークが紹介されています。単なるHow toものではなくて、よりよい人間関係を築くための身体感覚を身につける方法(メソッド)ですから、実際にドンドン使って身につけていけばいい。

 聞き方は、自分の感想や触発された思いはひとまず後にして、その正確な要約に重点がおかれる点にも賛同。イン・プットされた内容を、要約しアウト・プットする、つまり再生方式によって、記憶が定着されるわけです。それに、ただ受け身で聴くだけでなく、緊張感のある聞き方ができるわけですね。そして、愛あるコミュニケーションのための「偏愛マップ」。これは面白い! ただし、マニアックな人同士の交流で終わっては意味ないです。

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» 【人の話を「聴く」ということ(女性は傾聴の専門家?)】 [ある起業家のひとり言:みっくRoom]
人の話を聴くということ、つまり「聞く」ではなく「聴く」ということである。実はこの「聴くこと」というのは、我々がカウンセリングやコーチング・メンタリングをする時に、最も注意を払うところだ。そもそもコーチングやアサーションなどは、米国でカウンセリング領域から...... [続きを読む]

受信: 2007年4月14日 (土) 19:28

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