無常は待ったなし
修正会のあとは、帰省中の姉一家と共に、家族一同で祇園の町家を改装したイタリアンのお店で会食しましたが、それ以降、2日、3日は、子供と公園で遊んだ以外は、寝正月。パソコンも開かず、書類や日記の整理しておりました。でも、今日の午前中に、同人のご主人の訃報。直接的な華光同人ではありませんが、そのお家では、度々(今も)法座のお宿をしてくださり、故人も元気な時はお参りしてくださっていました。しかも晩年に、お念仏の心に触れられるようになり、高齢に伴って、長期で入院をされていましたが、ベットでも大きな声で称名されていたそうです。この世のことはだんだんと不自由になっても、お念仏のことだけは不思議と通じるのだと、奥様もおっしゃていました。お正月とは、人間の勝手な都合で、大無常は待ったなし。お悔やみ電報をうちながら、しみじみと味わわさせられます。
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