お斎(とき)マニア?現れるの巻
高山支部報恩講にお参りしてきました。F家の皆様、支部の皆様、お世話になりました。
例年、ぼくの担当は、3月と12月です。初めてお邪魔した時は、11年前の12月。たいへんな大雪で、びっくりしました。今年は、暖冬ぎみとはいえ、朝はうっすらと雪景色。帰りは、寒くなっていました。
報恩講さまですから、お正信偈が勤まりますが、今年は、仏青のO君が、五条袈裟姿も凛々しく調声を努めてくださいました。そのあとは、「お斎(とき)」が振る舞われますが、同人の奥さま方が、手作りされた持ち寄りで、高山ならではの山の幸が、きれいにお皿に盛つけられ、お赤飯と、具だくさんの汁も並びました。自家製のお漬物も、美味しいかった! 小さな子供たちもたくさんこられて、総勢45人分。にぎやかでした。これからの相続という意味でも、これは有り難いです。年配の方も、壮年や仏青世代の方も、そしてお子さんが一同に関して、勤行したのですから、文句なく有り難い。でも、お世話はたいへんだろうなー。勤行と、法話の合間に、手際よく並べる手腕は、脱帽もの。いろいろとご苦労もあったようですが。
今年は珍客ありました。ネットで調査されて、見も知らずの、お母さまと若い娘さんたち4名の計5名が、「お斎(とき)」に同席。その後の法話はあったのに、食事が終わったら、帰って行かれました。お斎マニア? 郷土の家庭料理研究家?などと、皆さんの話題にのぼりました。それにしても、せっかくのご縁だったのに、、。わからないなりにも、ご法話だけでも聞いて帰ってもらいたかったなー。まあ、いろいろなご縁があるものです。
図らずもですが、今年の高山支部F家の報恩講は、別院から法中が出勤し、参詣者にお斎をふるまい、京都からご講師を別に招くという、なかなか普通のお寺でもいなほどの贅沢な内容でした。もちろん、形式だけじゃないです。中身こそ大事なのですが、これはまた後日。
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