『ブラック・ダリア』
このところ法座や修繕工事関係(今年はこれが余分)などで、バタバダしていた。今日は、久しぶりにゆっくり過ごすことにした。朝イチに映画を観てあとで、今月のエスクァイア(日本版)がお茶特集。そのなかにも紹介されていた(オーナーに話したら、うれしそうだったなー)、ティ・コンセプションで、ゆっくりとランチして、本屋も覗いた。いや、ちょっと優雅の時間をもとて、かなり満足。
さて、観たのは、「ブラック・ダリア」。いつものみなみ会館や京都シネマと違って、大手のシネコン劇場。ここは会員料金はないけれど、6本観たら、1本が招待になるシステム。ちょうど招待だったので、これは無料。
40年にロスでおこった「世界一有名な死体」という猟奇殺人をモチーフにした、ミステリーというか、フィルム・ノワールもの。ストーリーに触れない方がいいでしょうが、今や、世界一セクシーな美女、スカーレット・ヨハンソン(ぼくには、理想の人や真珠の耳飾りの役どころより、マッチ・ポイントのときの彼女の方が好きですが…)が、清楚な人妻でありながら、過去にわけありで、魅力的な男性二人との、不思議な三角関係を持つ女性。でもそれより、ヒラリー ・スワンクが、セクシーで魅力的だった。昨年オスカーを獲得した、女ボクサーのタフなイメージから一転。(成りやがりの)大富豪の令嬢ながら、いかがわしくて、ふしだらな、秘密めいた役どころ。もっもと、男性二人が主役。ジョシュ・ハートネットとアーロン・エーカート。警官でありながら、一方がクールと、一方がホットなボクサーとしても活躍している両者の、相棒でもあり、しかしその奥にいわくがある。そのことが、「世界一有名な死体」の捜査の過程で、謎解きが進んでいきます。ちょっと後半あたり、バタバタと進行して、解決していく感じがして、このあたりをもう少し丁寧に描いていたらよかったと思ったけど。でも、全体的には、よく練られていたと思いました。もっもと、最初は、相関関係が理解できるまでは、ちょっと時間かかりました。外人の名前は苦手じゃー。
| 固定リンク
「映画(アメリカ・その他)」カテゴリの記事
- 『サマー・オブ・ソウル』~あるいは革命がテレビで放送されなかった時~(2021.10.01)
- 映画『ライトハウス』(2021.07.24)
- 『FREE SOLO』(2020.06.23)
- 今年も206本(2019.12.31)
- 『草間彌生 ∞ infinity』(2019.12.30)
コメント