かしこぶってもさあ、本当はなーにも知らないんだよなー
一週間経つのは早いー。というわけで、朝は、自力整体の教室へ。スッキリ。右側の凝りがよく分かります。河原町六条なので、お昼は、Te Concepcionへ。今日は、雑誌かなにか取材中だったけれど、すぐにおわって、しばらく客はひとり。で、前菜のクリームチーズと黒ごまのテリーヌがおいしかったので、お昼からグラスワインも注文。ちょっとぜいたく。ゆっくり読書しながらお茶を飲む。至福の一時。
次の予定まで2、3時間あったので、映画「ハチクロ」(ハチミツクローバー)という手もあるけれど、中年親父の観るものじゃないかなとか、京都博物館での特別展「美のかけはし」にしようかと迷ったけれど、じっくり大型書店を覗くことにした。月に1度ぐらいは、2時間ほどかけて、書店を見て回る。これはCD屋も同じ。ネットでも購入できるし、品揃えいいかもしれないけれど、実際に本棚の前にたって、手にとるのとは、絶対に別物。
平積みをみれば、いまの流行が分かるし、世間の関心事も分かる。「人間見た目が9割」なんかというベストセラーが生れると、「〇〇は8割」とか「〇〇女は10割」なんて類似本がたくさん並び、言葉が消費されては消えていく。専門や関心事以外の本棚の前にも立って、背表紙だけでも眺める価値あり。出版不況と言われるが、目もくらむほどの膨大な種類。さまざまな分野に、そまざまな専門家がおられ、ありとあらぬる研究がなされている。ただただ、自分の無知を知らされる。ぼくが見ているもの、知っていることなって、ほんのほんの小さな世界の出来事しかないことを痛感させられるな。
で、今日は、サイフと相談して(といっても、図書カードだけど)5冊お買い上げ。
「戦争で死ぬ,ということ」(岩波新書)は、ちょっと読み出すとやめらず、背筋がゾッとする。
「人は話し方で9割変わる」も話題で1冊。
あとは、心理関係で、「ひとの目に映る自己」(印象管理の心理学入門)は、装丁がかわいい。
「対人関係の心理学」は、星野命先生の編集で、8年ぐらい前のもの。
あと、故玉城康四郎博士の「仏教の根底にあるもの」(講談社学術文庫)。斯界の第一人者でありながら、晩年までニューセイエンスやトランスパーソナルにも関心をもっておられた碩学の名著。
3時半ごろもどって、あとは事務仕事。外壁工事を検討して、Goをだす。初めての方のおたよりは、妙好人に関する質問メール。東京に引っ越された同人の相談にのって、調べ物。あとは、書類をづくりに、町内会の案内状の作成。前半は、ゆったり、後半は、バタバタした1日も、いまは、静かにおわる。
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