表現アートセラピー
真宗カウンセリング研究会の拡大世話人会があった。毎月の打合せ会とは別に、1年1度は、食事をしながら、自由な話し合いの場をもっている。8月15日、ちょっとお盆の最中で、日が悪かったか。6名の参加しかなかったが、おいしい御馳走も食べられて、楽しい集まりだった。
ぼくがお世話役になって、11月23日(祝)に「パーソン・センタード・表現アート・セラピー」を開くことを決めた。今年の5月に試しに開いてみたら、大好評。ぼく自身も、30数年間、閉ざしていた自己表現のあらたな可能性に、すこし光を見いだした気がした。今回は、第一人者の小野京子先生に講師依頼をしたが、あまりにも急な無理なお願いだったので、前回と同くじ、水間みどり先生にお願いすることにした。
「パーソン・センタード・表現アート・セラピー」は、「パーソン・センタード」と冠されるように、カール・ロジャーズさんの娘さん、ナタリーさんが提唱されたもの。まだ1度だけの体験で云々できないが、少なくても、表現の上手い・下手はもちろん、作品を権威者が評価したり、解釈したりするのではなく、安心できる自由な雰囲気の中で、既成概念や頭ではなく、いま、ここでの、自己自身のいのちの流れを感じながら、それを言葉だけでなく、音や絵や立体やさまざまなチャンネル使って、より自由に表現するものだった。
「アート」と聞いて、尻込みする人もある。それは、だいたい学生時代の評価や学校教育の弊害からきたもの。自由な雰囲気で、自分を表現する楽しさを、共有できたら、それでいいのだ。
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