エルヴィス・オン・ステージ
昨夜は、いろいろとあったので、調子が出ない。で、気分転換を兼ねて、京都みなみ会館へ。開始5分前に家を出てもOkなので、大助かり。昨日バスした「エルヴィス・オン・ステージ」(Elvis:that's the way it is-special edition)。いや、初めてだけど、堪能。今年観た映画で、「ウォーク・ザ・ライン」という、アカデミー賞の最優秀女優賞に輝く、感動作だったけれど、これは、ジョニー・キャシュという、カントリーの大御所を取り上げたもの。レイ・チャールズの「レイ」と、類似する部分も多かったけれど、そこではじめて、ジョニー・キャッシを知った。映画に合せて、CDが発売されたものだから、いま、いちばんはまっている。なぜ、ここに書いたかというと、若き日のエルヴィスも登場して、キャシュと同じツアーに出たりしていたので、ちょっと横道。●●●●
とにかく、かっこいい。ラスベガスでの70年のステージ。ビートルズだろうが、S&Gだろうが、なにをカバーしても、プレスリーそのもの。ちゃめけたっぷりの素顔と、甘い歌声、大声援とともに、熱狂し、失神しまくるファン。ステージをおりて、女性にKIssしまくるけれど、もうたいへんな騒ぎ。この大絶叫がすごく盛り上げる。主構造もちろん大切だけれど、実はそのまわりをとりまく文脈、熱狂する観客のノリやフッションなどからも、時代の空気が読み取れてくる。従構造との一体感を、感じているわけだねと、わかったような賢そうなコメント。
でもね、ほんとは単純。スクリーンを観ながらも、ぼくのこころは、落ち込んだり、閉じかけたり、怒りがフツフツ湧いてきたりという状態だったので、楽しい映画でよかった!
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おかげで、あとの仕事ははかどる。大きな会社の経理まで町内の寄付集めにいったけど、あとの地蔵盆の準備は、家内にまかせて、明日の法座の打ち合わせや準備も少し。大方は、書斎兼仕事場兼寝室の3畳の部屋の荷物整理。右のものを左に動かし、手前に入っていたものを、奥に終い込むような作業だったけれど、今の今でかかってかなりお疲れ。でも、気分まですっきりするは、不思議。
あすは、広島です。
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