お盆参りというよりも、、。
お盆参りといっても、ぼくの担当は1軒だけ。父は、道にまよいながら、宇治や伏見のお宅を4軒。
華光同人のF家。同人宅のお参りは、ある種たのしい。ここは、お盆といっても、年忌法要にのように、親戚もお参りされ、お供えも用意されて、とても丁寧に心を込めておられる。みんなで「阿弥陀経」をお参りして、そのあとはご法話。子供大会のテーマにちなんで、「人間の値打ち」について。いわば、人間に生れた意義、意味みたいな話だ。ぼくなりに、このテーマを掘り下げながら、中学生もお参りしてくれていたので、動物と人間の比較などを通して、なるべくかみ砕くことにこころがけた。外見の比較、人間の特徴から内省的な方面へ。鏡が使える=自分を観ることができる。内省、反省ができる。死ぬことを悼み、自己の死ぬことを自覚できる。その意味でも、自分を知ることができるのは人間だけで、仏法を聞けるのも人間だけということが尊いなー。そのあと、座談会とまだはいかないが、すこしご法話の中身にふれながら、皆さんのお話をうかがった。お盆というより、法事法座に近いかもしれない。
夕方には、冷気が入り込み遠雷。突然、停電になる。その瞬間、華光会館の非常灯がすべて点灯。今後の非常時のために、会館を見回ったが、廊下も各部屋も正常に作動していて、むしろ明るいぐらい。避難には十二分。これは頼もしい。10分ほどで回復したが、デジタルの電子機器のセッテングかかなり必要。またポンプでくみ上げている、水も濁りが、、。いかに電気に頼っている生活をしているかの証明だ。
夜は、福岡のフルティーな地ビールや、粗供養にいただいたワインを飲む。おいしい役得。ごちそうさま。
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