真カ研の月例会報告(1)
ぼくが事務局長を務めている、真宗カウンセリング研究会の月例会が、毎月第3水曜日に、龍谷大学深草学舎の研究室で開かれている。世話人会を30分ほど開いたあと、会員限定の勉強会である。以前は、会員の発表や、西光義敞先生と「真宗カウンセリング」を深める会の要素もあったが、ここ数年は、原点に戻って、ロジャーズ論文を輪読するようになっている。西光義敞先生もお元気だったので、例の「必要十分な条件」の論文を輪読のために、お亡くなる直前まで、遠く奈良からお出ましくださっていた。先生が亡くなられて、そのまま自然消滅するかと危惧されていたが、亡き先生のご遺徳で、宣伝もしないのに、毎年、新会員がボチボチでも増えている。ただし、研究会に参加する人数は少し減った。それでも、新代表の元、参加するメンバーは、ぼくを含めて、先生の亡き後の方が、より積極的に関わるようになったのも事実だ。
4月からは、ロジャーズ(ロージァズ)全集の「人間関係論」から、第1部の「いかにして、援助的関係をつくるのか」を読み進めることにした。まずは、第1章「人間の問題に関するカウンセリングによる一考察」である。
前回と今回、ぼくが担当した。少し理屈ぽくなるけれど、レジュメをもとに書いていきます。
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