豊国神社~方広寺~耳塚

 マチャプチャレは、正面通という東西に走る道に面している。正面通は、渉成園、東本願寺、西本願寺で中断されるが、両本山の正門を通っている。そこは敬意をこめて「御前通」とも呼ばれいるのだが、しかし東西本願寺の正面から名付けられたのでなはい。「大仏」 正面という意味である。京都に大仏? 実は、ここには奈良の大仏殿の三倍!という巨大大仏殿があったのだ。豊臣秀吉の造営である。何度も火災や大地震の被害を 受けて、今はもうない。  今は正面に秀吉を祀る豊国神社がある。せっかくなので、ちょっと参拝。この唐門も、国宝に 指定されている。  たまたま結婚式の最中で、生の雅楽の雅びの音色が響いていた。  大仏殿はないが、豊臣家が滅亡の口実にイチャモン(陰謀)をつけれらた「国家安穏、君臣豊楽」の銘が入った方広寺の大梵鐘は残っている。巨大もな のなのに、戦中の金属供出を逃れたのだらう。  すぐ近くに耳塚という供養塔...

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三十三間堂(2018年紅葉京都(4)

 外国からの来客があると、京都で案内する場所は、近場の西本願寺、東寺、そして三十三間堂というが、ぼくの定番である。最近でも、昨年の8月にアメリカのご一家を、台風の中でご案内している。  中でも東寺の立体曼陀羅、それ以上に三十三間堂の千体の観音菩薩像は、圧巻の一言で、皆さん感銘をうけられる。  「観音さまは、冠に、おアミダさまを頂かれ」  という子供の聖典を通り、十一面観音は、十一のお顔と共に、正面の冠に、阿弥陀様の化佛を頂いたおられるのであ る。そのことを説明すると、いたく感心していただいた。  そして、二十八部衆と、雷神・風神像は、鎌倉期のすぐれた写実的な表現。人間に近い天部は、表情も豊かで、いろいろな特色があってなかなか面白い。「これウルトラマンのモデルですよ」とか「この人、もともと赤ちゃんをさらって食べてたのです」とか、「四十八願の二十六願に あるように、本願力で凡夫ものこの仁王さん...

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久々のマチャプチャレ

 永観堂と、午前中、東福寺を拝観して、たっぷり紅葉は堪能した。  お昼は、オガニックカフェのマチャプチャレにお邪魔した。食事をするのは何年ぶりかである。連れ合いと何度か来たが、臨時休業のことか多かったのだ。  元連れ合いの絵に囲まれながらの食事 である。   ママも、大将も元気で、天然木のログハウスの建物や、京都に数台しかないというパラゴン(スピーカー)のこと、ジャズのこと、ネパールのこと、自然食品のこと、そして北海道のことなどなど、ずいぶん話題が広がった。ここのママは、余命数カ月のガ ンと宣告されるが、食生活を変え、生活を変え、生き方を変えられたら、ガンを克服されて、ますます明るく、元気になられたのである。  「かりもんさんが元気そうで、うれしいわー」、こちらが元気をもらった。

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東福寺の紅葉(2)方丈篇(2018年紅葉京都(4)

 通天橋庭園から、方丈の庭を拝観する。釈尊の八相成道にちなんだ、八相の庭が有名だ。   方丈とは、禅宗での僧侶の住居だったのが、相見(応接)の場と しての役割を担うようになった。明治期の火災によって焼失したものう再建されたのだが、庭園は、昭和に入り、作庭家 の重森三玲によるのもなので、モダンな匂いがする。それでも国指定の名勝の庭園だけあって、禅寺の趣と、気品を兼ね備えている。東西南北にそれぞれ庭を拝して、南庭を5つ分けて、釈尊の生 涯の重要な八つの出来事(1受胎、2出生、3処宮、4出家、5降魔、6成道、7転法輪、8入涅槃)に重ねているという。八相成道は、『大経』でも、その会座に集う菩薩たちもまたその歩みをしている。ちなみに、2のルンビニー、6のブッタガヤ、7のサルナート、8のクシナガラが四大仏跡ということになる。ただ、それぞれの庭が、釈尊の八相とどう対応するのかは、凡夫のぼくは不...

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東福寺の紅葉(1)通天橋篇(2018年紅葉京都(4)

東福寺は、会館から10分足らず。高校への通学路だった場所だ。今日も、母校の前にあるコインパーキングに停めた。東福寺やその塔頭については、ブログでも何度も登場するが、3月の涅 図開帳やイベントの時だ。 http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_b58b.html http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_d166.html http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-f17c.html http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-e237.html   京都でも有数の紅葉の名所だ。東寺、東 西本願寺と並んで、ぼくには庭のような東福寺だが、混雑ぶりも充...

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『永観、遅し』と永観堂ライトアップ(2018年紅葉京都(3)

 アメリカでたいへんお世話になったKご夫妻を京都にご招待した。これまでご一緒に食事はしても、京都案内はできないままだった。せっかく11月の華光大会に合せ てお出でになったのた。少しは秋の京都を満喫していただこうと、京都紅葉の定番中の定番を巡ることにした。    初日は夕方から永観堂のライトアッ ブを楽しみ、ローフードのイタリアンへ。翌日は、朝一番に東福寺を拝観し、智積院、昼食を挟んで、三十三間堂と東 山の南部を巡る。ランチは、すぐ近くのマチャプチャというオガニックカフェならば、京都駅もすぐ近い。  まずは夕方5時30分開門の永観堂 へ。車は不可なので、タクシーを利用。開門30分前の5時には到着。ところがもうすでに何百メートルもの長い行列が出 来ている。 最後尾に並んで係に尋ねると、「6時30分頃でしょうかね」との返事。90分待ちか。並ぶのは覚悟の上で30分前に到着 したが、考えることはみな...

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四十八願のこころ(18)~第三十五願

「たとひわれ仏を得たらんに、十方無量不可思議の諸仏世界に、それ女人ありて、わが名字を聞きて、歓喜信楽し、菩提心を発して、女身を厭悪せん。寿終りてののちに、また女像とならば、正覚を取らじ。」(第三十五願・女人成仏の願) 「もし私(法蔵菩薩)が、仏になるとき、無数の量り知れないほどの諸仏方の世界の女性が、私の名(南無阿弥陀仏)を聞いて喜び信じて(信心を獲て)、悟りを求める心を起して、女性の身であることを嫌ったものが、いのち終わった後に、再び女性になるようなら、私は決して仏とはなりません」  皆さんは、この願を聞いて、率直にどう思われましたか?   第三十五願は、変成男子(へんじょうなんし)の願とか、女人往生の願とも言われます。 「女身を嫌う」「また女性に戻るようなら」など、今日の眼から見れば、明らかな女性差別の文章です。時代や社会を超え、一斉の生きとし生きるものを救いたいという弥陀の本願も、そ...

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寂しさと、忘れ物と、抗議と

   3日間の集いは、前半組(1~2日目昼座まで)と後半組(2日目から3日目の最後まで)とに分かれることがある。2日目夜に総会があるので、最近は、やや前半組が多い。先生方も、今年は4名が前半組で、3日目は急に手薄になった。  3日目の法座終了後、玄関でお見送りをし、後は当番や役員さん、京都の方が、掃除や後づけに残ってくださる。最後に、当番の方との反省会。10名ほどが遺るが、列車の都合などで、また一人二人と減っていき、最後のお一人をお見送りてした。  賑やかな法座、特に3日間ある法座ほど、この時が寂しい気分になる。そして、張りつめていた気が抜けて、どっと疲れも出てくる。最後は、事務のTさんと家族3名だけになり、最後の片づけと戸締りをしてTさんも帰った。今夜は、連れ合いも明日からの東京での劇団公演のために、出発することになっている。  ところが、キャリーバック2つ、道場の真...

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華光大会~自由自在な働き~

 華光大会も盛況の内に終わりました。お世話役の皆様、当番の東海支部の皆様、ありがとうございました。  やっぱり3日間の宿泊法座はいいですね。大会前夜、夕食直前に下痢となりましたが、期間中は、鼻水が酷かった程度で、体調に問題なく、おかげでたっぷりとご法に浸らせてもらえました。(さすがに反省会が終わった後は、疲れましたが、、)  6座に渡って先生方の熱のこもったご法話を頂き、また座談会での皆さんと接することで、気付かせて頂くことも多かったです。  なにより法の威力で、何と厚着をしていたのかと、一枚一枚剥がされていきます。飾るんですね。付けてごまかします。それが聞法だと勘違いまでする。でも真実の法の前に立つと、「嘘やろうー」と暴かれていきます。おかげで、より軽く、自由に喜ばせてもらえるようになるから、ほんとうに不思議ですね。  法の働きこそが、自由自在なんだということを、また教えられました。あり...

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明日から華光大会

 法座が4日続いても宿泊がないと、からだは楽だ。懇親会で遅くなることがないからだ。  ところが、華光大会を前に、体調を崩しった。  ひとつは、歯痛が続いていた。治療が終わり、9月に定期的なクリーニングも終わったところなので様子を見ていたが、収まらないので歯医者へ。レントゲンを取ると、虫歯が進行して(外かは見えない)神経を抜くことになった。4月に根本的に治療してもらったのに、その時はわからなかったのかと、不信感もおこるが、、。痛みと取れたので、これからがまた治療である。  その上ゾクゾクすると思ったら、風邪である。日曜日の夜に寒けがしてきた。風呂に入っていて「ああ、きたなー」と感じた。左の足の裏(土踏まず)から感じるのである。案の定、夜中に喉がいたくなり、唾があがる。翌日には鼻水になった。そしてからだがダルクなり、咳が出るという順番だ。熱が出たり、寝込むことはなさそうだが、大会があるので要注...

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妙覚寺(2018年紅葉京都(2)

本法寺、妙覚寺、妙顕寺は、200~300メートルの近距離にある。母の足を考え車で。お寺は見えているのに駐車場の入り口がわからず、グルッと回って妙覚寺へ。  3時を少し回ったところだが、拝観受付は終わっていた。ダメモトで尋ねてみたが、快く受付けくださる。ライトアップは、 夕方6時からだ。  ここも拝観者はぼくたちだけで、ゆっくりさせてもらえた。  やはり日蓮宗の本山である。いまでこそ寺基は普通が、室町時代には、山内に百余りの塔頭と、末寺千ケ時の 大本山であったという。ところが、天文年間に比叡山による日蓮宗二十一ケ寺をすべて焼き払いによって壊滅的な打撃を受けた。比叡山による大谷破 却(本願寺弾圧)の60年後のこと。比叡山は、信長の焼き討ちの被害者(仏敵とする)であるように振舞うが、新興仏教(浄土・日蓮、禅)に対して、武力 行使して弾圧し続けていたのである。そのころの本願寺は、山科本願寺が焼け落...

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本法寺(2)~仏勅莫背~

本法寺のこぼれ話である。京都には日蓮宗の寺院が多いが、ぼくが拝観したお寺は少ない。  ≪↑日蓮聖人の「日」≫  ≪↑ご不浄にも守護の明王≫  ≪↑佛・法・僧の三宝≫ ≪↑十莫   仏勅に背くこと莫れ ≫

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