3階→2階→1階

 大分での九州支部法座がコロナ感染拡大などの影響か参加者不足で中止となった。法座はなかったが、会議や飲み会が重なった1日。  まず3階で、町内会の会合がある。各班(組長)は順番制だが三役は選挙。5年に1度は覚悟していたが、やはりお役が回ってきた。まん防の適応は月曜日からなので、予定通り会館で会議を開く。町内会(自治会)活動は今厳しい。高齢化と無関心が広がり、未加入者に、組長(班長)や選挙名簿には掲載しないでほしいという方が急増。強制ではない親睦の集いだが、一面で京都市政協力も担っている。市民新聞の配布や保健や防災、防犯の役職も兼ねるのは公共の部分。町内会組織を使ったやりかたは、限界がきているのは明白。昨年からはコロナ禍で各種行事は中止。今年も、5月の稲荷際(伏見稲荷大社の祭り)、8月の地蔵盆も壬生寺からのお参りのみ。リクレーション(バス旅行)も中止。10月の運動会も中止と、役員の仕事は半減...

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『善き知識を求めて』あとがき

 前回で一応読み終えて今回は読後感を分かち合う予定でいた。その前に、あとがきである「校了をおえて」を読むことにした。ところがこのあとがきが濃厚な内容で、結局、この一文を読むだけで時間がすぎてしまった。最後に、無仏の世に、少しでも真実を弘通せんとする伊藤康善先生の想いが、深くしみてきて胸があつくなった。いや痛かったのかもしれない。 「私はかって関東大震災の直後、上野の森から数里四方の焼け野原となった大東京の光景を眺めて、凄惨な感じに溜め息すら出なかった。そうして今、私は、都にも野にも、この陰惨な心の焼け野原を見るのである。ほとんどの人の胸には一木一草の緑の匂いもない。如来はすでに死にたまい、正法は隠没(いんもつ)した。人々は自我に狂い、快楽に酔って、無仏の荒野に迷っている。仏教史を開いて、その昔、恒河(ガンジス河)の水を仏者の血をもって紅にしたインド仏教の滅亡に泣いた私は、今、足下から列な...

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年忌法要

 恒例のF家の年忌法要。  F家の皆様ほど、ご縁の不思議を感じさせられる方はおられない。こ息子にしてもお母様との関係でも、そうだ。まず身近に住んでおられる。それが仏縁となった。もとは仏法とは何の縁もなく文化教室の生徒さんだったのが、日曜学校や子供大会へとつなかり、仏青へとつながり、そしてお父様とのお葬式を引き受けることになってお母様へと仏法のご縁が広かっていった。文化教室の生徒さんは何千人もおられた。檀家参りさせていただくお宅もある。それでもこんな形で、同人としてつながった方は、彼一人で、そこから家族の方につながったものこのお家だけである。会館のお手伝いでも親子共々でご尽力くださっているのである。  年に1度の法要も大切にしてくださっている。何も特別なことはないが、参列者と一緒に、ゆっくり丁寧に正信偈をお勤めし、なるべく平易なご法話を聞いていただく。後は、雑談を交えながらも、仏法のことや、...

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法話会+東京支部Zoom法座~師業口伝~

 講習会の余韻がまだ残っている。「真宗安心一夕談」は小冊子だが、2日間の講義では終われない濃厚な内容だ。今日は東京支部法座(Zoom法座)が主なので講習会に出席した人ばかりではない。それで『讃仏偈』をテーマにしたが、講習会の味わいにも触れたかった。  真宗は「経巻相承・師業口伝」が生命である。  七高僧ではないが菩提流支三蔵様との出会いによって、永く仙経を焼き捨てられた曇鸞様は、そのご指南により天親菩薩の『浄土論』と出会い、その注釈書である『往生論註』を註釈される。その曇鸞様の玄中寺にあった曇鸞様の功績を讃える碑文に心震わせて道綽様が、浄土の教えの後を継がれ,後に善導様と直接、膝を交えてご指導をされるのである。善導様は、道綽様から、『大無量寿経』を通してこそ『観無量寿経』の真意が明らかになることを学ばれ、ついに『観経四帖疏』を顕される。その後、その『散善義』の一文「一心専念弥陀号~」に出会...

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四十八願のこころ(24)第45願・聞名見仏の願

◎「たとひわれ仏を得たらんに、他方国土の諸菩薩衆、わが名字を聞きて、みなことごとく普等三昧(ふとうざんまい)を逮得(たいとく)せん。この三昧に住して成仏に至るまで、つねに無量不可思議の一切の諸仏を見たてまつらん。もししからずは、正覚を取らじ。」(第四十五願・聞名見仏の願)  意訳「もし私、法蔵が仏になる時、他のお浄土の菩薩たちが、私の名前(南無阿弥陀仏)を聞いたならば、そのすべてのものたちがみな普等三昧といって、すべての仏様方を一時に普く、平等に観ずる境地に達して、その者たちが仏になるまでその三昧の境地にあって、常に数限りない仏様方を見たてまつることができるでしょう。もしそうでなければ、私(法蔵)は、決して仏にはなりません。」    四十八願も最後の一段となって、広く他の仏国土で自力修行中の菩薩たちに誓われた願が続きます。他の国の菩薩たちであっても、阿弥陀様のお名前(南無阿弥陀仏)を聞...

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華光誌発送

 華光誌80-2号を発送する。  封筒のデザインも一新した。表紙に引き続き京都支部のOさんにお願いした。有難う!  巻頭言はK先生。なかなか快諾をいただけなかったが、久しぶりに玉稿をいただけた。5月の永代経法要(前期)にもご出講をお願いしたが、こちらも楽しみである。  新規の信仰体験記も々超能力の話題など異色の内容。同時に、古い華光の雰囲気と、懐かしい名前が満載されている。  これまでは行事の感想集が多かったが、短いものでも随想や日常の法味を投稿頂いた。特に、ご夫婦でのやりとりはなかなか面白かった。  5月の永代経の案内も同封されている。今回も、前期(5月1日~2日)、後期(3日~4日)の二部制(定員制)となっているので、おはやめお申し込みください。...

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入学式

長女の入学式。  これまでの紆余曲折を思うと、感無量。   保護者はオンラインのみだか、深草学舎までの送迎をする。在学中も卒業後も、研究会の月例会で、毎月1度、共同研究室でお世話になり続けていたのだが、昨年はコロナ禍で校舎が閉鎖されたことなどで、会場を移動。その間に、またまた見慣れない洒落た建物が出来ていてびっくりした。ちなみに名称は「成就館」とは有り難い名。  好天、桜もきれいだ。正門前で記念撮影をする。警備員が出るほど新入生で溢れている。今日だけで2学部ずつに分かれての三部制で開かれるが二部目。人数制限があっても、1000人単位の学生の入れ替えがあるのだ。  帰宅して、茶間のネット中継をみる。第一部も少し観たのが式典は内容は同じ。ゼミの先輩が導師し、学長のあいさつも同じ(当たり前)。今日だけで3回、明日も3回。ご苦労さまという感じである。式典、50分ほどで終了した。  オリエンテ...

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桜(二)

 日課の散歩コースである東寺。  春の特別拝観や夜間のライトーアップも始まっているが、日頃歩くのは無料拝観の境内のみ。  それでも結構、桜が楽しめる。  ...

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桜(一)

 母は、歩くのがかなり不自由になってきた。桜を観たくても、砂利道がダメ、石畳の道がダメ。ということは有名な社寺は難しく、車の車窓から眺めて、少し歩きやすいところを散策するということになる。  昨日がほんの少しだが、夜桜がきれいだった。予定していなかったが、ほんとうに近所の、かつまったく有名ではない桜を、急きょ見に行くことになった。  東九条の氏神である宇賀神社の桜。ぼくの散歩コースのひとつ。  鴨川沿いの桜もきれいだった。これも散歩コース。  伝道院の隣の公園。京都タワーとのショット。 ...

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21歳

 画面越しではなく、リアルに子供のお誕生日をお祝いできたのは6年ぶりになる。  自分の時とダブらせるが、春には大学の四回生になるころだ。覚えている記憶もチラホラあるが、ほとんど覚えていない。それよりも、その頃の父と同じ年代になったことが感慨深い。そう考えるとずいぶんまだまだ未熟だなーと思えた。  本人は、ケーキ作りが趣味なので、誕生日ケーキを自分で造ってくれた。逆に、みんながお相伴に預かる。  ただロウソクを立てられなかったので、夕御飯の時に、から揚げの上にロウソク立て、もう一度お祝い。  翌日は、入学祝いも兼ねて、木屋町沿いのお店で外食した。ここでは、ロウソクではなく花火で、その火を消した。  早くも満開を過ぎた桜たったが、まだ十分見頃。夜桜がきれいだった。  着付け教室の成果 ...

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法話会~至急お申込みを!~

 東京支部法座(zoom配信)に合せて、華光会館で法話会を開催いたします。6月以降は東京法座を再開予定ですので、華光会館での法話会は最終です。  4月4日(日)朝座=10時(勤行)~12時30分        昼座=13時30分~16時30分終了        テーマ:『讃仏偈』に聞く、法蔵菩薩のご決意~ もしあれば、『浄土三部経』(現代語訳)をご持参ください。  定員20名で締切ますが、あと3名になりました。至急、華光会館まで!  ...

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「肚(はら)を造る~『真宗安心一夕談』

 今年の講習会は、伊藤康善先生の『真宗安心一夕談』を頂くことにした。タイトルは、「肚(はら)を造る~『真宗安心一夕談』に学ぶ~」とした。肚(腹)を造るとは、どういうことか。ぼくが仏法を聞かせてもらった直後、増井先生から、「伊藤康善先生の著述を読んで、腹を造れ」というアドバイスをもらった。単に、理解するとか、分かるといった頭の問題ではない。「後生腹」という華光用語があるが、この「腹」という身体表現にも意味がある。「伊藤康善先生の著述を読んで…」という指導は、『仏敵』や『善き知識を求めて』はもちろん、『安心調べ』や『真宗安心一夕談』や『一願建立と五願開示』などの安心の核心に触れられた小冊子が含まれている。そこには、伊藤先生から増井先生へと受け継がれた華光の安心上の背骨があり、坐りがあるのだ。  第1回(昭和49年)講習会のテーマは「獲信の構造」だったが、この「真宗安心一夕談」をテキストにした講...

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«満中陰法要